2022年に開催されるおすすめ展覧会のスケジュールを紹介。東京都内・大阪をはじめ全国に巡回する大規模な展覧会や、関東、関西など日本全国各エリアにおける注目の展覧会情報をピックアップする。印象派や浮世絵、現代アート、漫画、キャラクターなど、幅広いジャンルから美術館、博物館の新情報を随時更新していくので、要チェックだ。〈2022年〉全国のおすすめ展覧会スケジュール全国巡回するおすすめ展覧会「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」大阪・東京
ヨハネス・フェルメール《信仰の寓意》1670-72年頃 メトロポリタン美術館
Lent by The Metropolitan Museum of Art, The Friedsam Collection, Bequest of Michael Friedsam, 1931大阪・東京で開催される展覧会「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」は、ニューヨークのメトロポリタン美術館の西洋絵画コレクションから厳選した作品を紹介する展覧会。ヨハネス・フェルメールの《信仰の寓意》をはじめ、カラヴァッジョ《音楽家たち》、オーギュスト・ルノワール《ヒナギクを持つ少女》など、日本初公開作品45点を含む65点の名品を通して、西洋絵画史500年の流れを辿っていく。「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」
・大阪展
会期:2021年11月13日(土)〜2022年1月16日(日)
会場:大阪市立美術館(大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82)
・東京展
会期:2022年2月9日(水)〜5月30日(月)
会場:国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」東京・北海道・大阪・宮城
ヨハネス・フェルメール《窓辺で手紙を読む女》(修復後) 1657-59年頃 ドレスデン国立古典絵画館
© Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Wolfgang Kreische東京や大阪などを巡回する「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」は、フェルメールを中心にドレスデン国立古典絵画館が所蔵するレンブラント、メツー、ファン・ライスダールら17世紀オランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点を紹介する展覧会。フェルメール初期の傑作《窓辺で手紙を読む女》が修復後日本初公開される。
「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」
・東京展
会期:2022年2月10日(木)〜4月3日(日) ※当初は2022年1月22日(土)開幕を予定していたが延期となった。
会場:東京都美術館(東京都台東区上野公園8-3)
・北海道展
会期:2022年4月22日(金)~6月26日(日)
会場:北海道立近代美術館 (北海道札幌市中央区北1条西17丁目)
・大阪展
会期:2022年7月16日(土)~9月25日(日)
会場:大阪市立美術館 (大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82 (天王寺公園内))
・宮城展
会期:2022年10月8日(土)~11月27日(日)
会場:宮城県美術館 (宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1)「スコット
セリーヌスーパーコピーランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」 東京・神戸・福岡
展覧会「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」が、東京・神戸・福岡にて開催。スコットランド国立美術館が所蔵する上質な西洋絵画コレクションから、ラファエロ、ベラスケス、レンブラント、ルノワールなど、ルネサンス期から19世紀後半までの絵画を紹介する他、ターナーなどのイングランド絵画やスコットランド絵画の名品も紹介。油彩画、水彩画、素描の数々から、西洋美術の流れを辿っていく。「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」
・東京展
会期:2022年4月22日(金)~7月3日(日)
会場:東京都美術館 企画展示室(東京都台東区上野公園8-36)
・神戸展
会期:2022年7月16日(土)~ 9月25日(日)
会場:神戸市立博物館(兵庫県神戸市中央区京町24)
・福岡展
会期:2022年10月4日(火)~11月20日(日)
会場:北九州市立美術館 本館(福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1)ボストン美術館所蔵「THE HEROES 刀剣×浮世絵-武者たちの物語」東京・静岡・兵庫
歌川国芳《小子部栖軽豊浦里捕雷》天保5-6年(1834-35)頃
Bequest of Maxim Karolik
Photograph©︎Museum of Fine Arts, Boston六本木・静岡・兵庫にて開催されるボストン美術館所蔵「THE HEROES 刀剣×浮世絵-武者たちの物語」は、世界最高水準の日本美術コレクションを誇るボストン美術館所蔵の武者絵と刀剣を紹介する展覧会。日本初出品の武者絵118点や、日本で半世紀ぶりに披露される刀剣が登場する、刀剣や浮世絵ファンならずとも必見の機会だ。それぞれに表現された共通のイメージを解明し、人々から親しまれた武勇伝説に登場する様々なヒーローの活躍を紹介する。ボストン美術館所蔵「THE HEROES 刀剣×浮世絵-武者たちの物語」
・東京展
会期:2022年1月21日(金)~3月25日(金)
会場:森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階、53階)
・静岡展
会期:2022年7月2日(土)~8月28日(日)
会場:静岡市美術館(静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3F)
・兵庫展
会期:2022年9月10日(土)~11月20日(日)
会場:兵庫県立美術館(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 HAT神戸内)「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」京都・東京
上野リチ・リックス《プリント服地:野菜》1955年頃(1987年再製作) 京都国立近代美術館蔵京都・東京で開催される展覧会「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」は、ウィーンと京都、2つの都市で活躍したデザイナー、上野リチ・リックスが織りなす色彩豊かなデザインワールドを堪能できる世界初の大規模回顧展。ウィーン工房に所属していた時の華やかなテキスタイルデザインや、日本人建築家・上野伊三郎との協働で手掛けた作品、戦後手がけた日生劇場の旧レストラン「アクトレス」の壁画の一部など、多彩な作品を時代ごとに分類して紹介する。展覧会「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」
・京都展
会期:2021年11月16日(火)〜2022年1月16日(日)
会場:京都国立近代美術館(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1)
・東京展
会期:2022年2月18日(金)〜5月15日(日)
会場:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)「ゲルハルト・リヒター展」東京・愛知
ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ(937-1)》2014年 ゲルハルト・リヒター財団蔵
© Gerhard Richter 2022 (07062022)東京と愛知で開催される「ゲルハルト・リヒター展」は、世界のアートシーンを牽引してきた現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒターの60年にわたる画業を紹介する大規模個展だ。なかでも注目は、日本初公開となる大作《ビルケナウ》。アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所で密かに撮影された写真のイメージをもとに描かれた、巨大な抽象画4点から構成される同作は、近年のリヒターの最重要作とされている。
「ゲルハルト・リヒター展」
・東京展
会期:2022年6月7日(火)〜10月2日(日)
会場:東京国立近代美術館(東京都千代田区北の丸公園3-1)
・愛知展
会期:2022年10月15日(土)〜2023年1月29日(日)
会場:豊田市美術館(愛知県豊田市小坂本町8-5-1)「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」東京・兵庫
李禹煥《線より》1977年 岩絵具、膠/カンヴァス 182×227cm 東京国立近代美術館東京・兵庫にて、現代美術家・李禹煥(リ・ウファン)の大規模回顧「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」を開催。現代アーティストの李禹煥は、視覚の不確かさを乗り越えようと試み、自然や人工の素材をほとんど加工せずに組み合わせて提示する「もの派」を牽引し、国際的に注目を集めてきた。会場では、初期作品から、彫刻の概念を更新した「関係項」シリーズ、そして静謐な絵画などの代表作に加え、新作も紹介する。
展覧会「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」
・東京展
会期:2022年8月10日(水)~11月7日(月)
会場:国立新美術館 企画展示室1E(東京都港区六本木7-22-2)
・兵庫展
会期:2022年12月13日(火)~2023年2月12日(日)
会場:兵庫県立美術館(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 HAT神戸内)特別展「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」東京・兵庫
アメンイリイレトの内棺と、ミイラのCTスキャン画像から作成した3次元構築画像
末期王朝時代・第26王朝、前600年頃、大英博物館蔵
© The Trustees of the British Museum東京・神戸で開催される特別展「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」では、イギリスの大英博物館が誇る世界最大級の古代エジプト・コレクションより、6体のミイラを含む約250点の史料が集結。選りすぐった6体のミイラをCTスキャンを用いて画像解析し、そのデータをもとにした解説映像や、関連する副葬品などの展示物とともに古代エジプト人の生活習慣や信仰などに迫る。特別展「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」
・東京展
会期:2021年10月14日(木)~2022年1月12日(水)
会場:国立科学博物館(東京都台東区上野公園7-20)
・神戸展
会期:2022年2月5日(土)~5月8日(日)
会場:神戸市立博物館(兵庫県神戸市中央区京町24番地)「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」兵庫・福岡・北海道
王の書記パウティのピラミディオン 新王国時代 高さ47cm、幅47cm、奥行47cm
ライデン国立古代博物館 Image © Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)兵庫・福岡・札幌にて巡回展を行う「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」は、世界で最も古い国立博物館の1つであるオランダのライデン国立古代博物館から、古代エジプト・コレクション200点以上が集結する展覧会。古代エジプト人の生活や社会、死生観など様々な文明の側面を見て取れる出土品を紹介する他、最新の科学技術により明らかになった医学的な知識、ミイラづくりの過程、色・かたちに対する人々の美意識などを紐解いていく。「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」
・兵庫展
会期:2021年11月20日(土)~2022年2月27日(日)
会場:兵庫県立美術館 (兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1)
・福岡展
会期:2022年3月12日(土)~6月19日(日)
会場:福岡市博物館(福岡県福岡市早良区百道浜3-1-1)
・札幌展
会期:2022年7月~8月(予定)
会場:北海道立近代美術館(北海道札幌市中央区北1条西17丁目)「日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」京都・静岡・名古屋・東京
兵馬俑抗京都・静岡・名古屋・東京に巡回する展覧会「日中国交正常化50周年記念 兵馬俑(へいばよう)と古代中国~秦漢文明の遺産~」は、秦と漢の中心地域であった陝西省の出土品を中心に、日本初出となる貴重な文物など約200点の史料を通して古代中国文明を紹介する展覧会。計36体の兵馬俑が登場する他、レプリカの銅車馬や兵馬俑の隊列展示、ヒツジやブタなどの動物俑、青銅器、金印など多彩な遺物を展示する。「日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」
・京都展
会期:2022年3月25日(金)〜5月22日(日)
会場:京都市京セ
ブランド靴コピーラ美術館(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)
・静岡展
会期:2022年6月18日(土)〜8月28日(日)
会場:静岡県立美術館(静岡県静岡市駿河区谷田53-2)
・名古屋展
会期:2022年9月10日(土)〜11月6日(日)
会場:名古屋市博物館(愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1)
・東京展
会期:2022年11月22日(火)〜2023年2月5日(日)
会場:上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)「庵野秀明展」大分・大阪・山口
大分・大阪・山口にて巡回展が開催される「庵野秀明展」は、日本を代表するアニメーター、庵野秀明の過去作品から最新の創作活動まで網羅的に紹介する展覧会。庵野秀明の原点となったアニメや特撮作品の原画やミニチュア、現在に至る豆の膨大な直筆メモ、イラスト、画コンテなど、多彩な資料を一挙に公開。制作背景や庵野秀明のこれまでを辿ることのできる、ファンならずとも必見の大規模な展覧会となっている。「庵野秀明展」
・大分展
会期:2022年2月14日(月)〜4月3日(日)
会場:大分県立美術館(大分県大分市寿町2-1)
・大阪展
会期:2022年4月16日(土)~6月19日(日)
会場:あべのハルカス美術館(大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階)
・山口展
会期:2022年7月8日(金)~9月4日(日)
会場:山口県立美術館(山口県山口市亀山町3-1)
※上記以降も、追加巡回を予定。「ムーミン コミックス展」神奈川・長崎・愛媛・東京
トーベ・ヤンソン「黄金のしっぽ」習作 (1958年)
©Moomin Characters™全国を巡回する「ムーミン コミックス展」は、ムーミン童話の原作者トーベ・ヤンソンと弟のラルス・ヤンソンによる連載マンガの原画など280余点ものボリュームで紹介する展覧会。「ムーミン コミックス」の直筆ドローイング、スケッチはもちろん、トーベ・ヤンソンがムーミン童話などのために描いた直筆ドローイングも登場する。「ムーミン コミックス」の絵柄が愛らしい展覧会限定アイテムも販売するなど、ムーミンファン必見の展覧会だ。
「ムーミン コミックス展」
・横浜展
会期:2021年11月19日(金)〜2022年1月10日(月)
会場:そごう美術館 (神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階)
・長崎展
会期:2022年1月21日(金)〜3月27日(日)
会場:長崎県美術館 (長崎県長崎市出島町2-1)
・愛媛展
会期:2022年4月2日(土)〜5月29日(日)
会場:愛媛県美術館 (愛媛県松山市堀之内)
・東京展
会期:2022年6月18日(土)〜8月28日(日)
会場:東京富士美術館 (東京都八王子市谷野町492-1)
©Moomin Characters TM「出版120周年 ピーターラビット展」東京・大阪・静岡
東京の世田谷美術館にて開催される展覧会「出版120周年 ピーターラビット展」は、ピーターラビットの誕生前夜から今日までの歩みを振り返る展覧会。日本初となる絵本『ピーターラビットのおはなし』の彩色原画全点を公開するほか、その原点となった《ノエル少年への絵手紙》もあわせて展示。本邦初公開となるうさぎのスケッチやイラストレーション、私家版、草稿本、原画、関連アイテムなど約170点が集結する。「出版120周年 ピーターラビット展」
・東京展
会期:2022年3月26日(土)〜2022年6月19日(日)
会場:世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園1-2)
・大阪展
会期:2022年7月2日(土)~9月4日(日)
会場:あべのハルカス美術館(大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス 16階)
・静岡展
会期:2022年9月15日(木)~11月6日(日)
会場:静岡市美術館(静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階)「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」福岡・広島・東京
『しろくまちゃんのほっとけーき』(こぐま社)より
©わかやまけん福岡・広島・東京にて開催される展覧会「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」は、「こぐまちゃんえほん」シリーズで知られる絵本作家・若山憲の創作の全貌を辿る展覧会。『こぐまちゃんおはよう』『しろくまちゃんのほっとけーき』の、絵本制作の過程で刷られたリトグラフなどが登場し、「こぐまちゃんえほん」シリーズの魅力と創作過程を紹介。さらに、作風の異なる絵本の原画なども展示。幅広い世界観に触れることができる。「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」
・福岡展
会期:2021年11月27日(土)~2022年1月23日(日)
会場:北九州市立美術館 分館(福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州 5F)
・広島展
会期:2022年3月19日(土)~5月15日(日)
会場:ひろしま美術館(広島県広島市中区基町3-2)
・東京展
会期:2022年7月2日(土)~9月4日(日)
会場:世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園1-2)「楳図かずお大美術展」東京・大阪
《漂流教室》
©楳図かずお/小学館東京・大阪に巡回する展覧会「楳図かずお大美術展」では、楳図作品に見られる先見的な世界観、幻視的なビジョンに着目。楳図の“比類なき芸術性”を、新作漫画や代表作の数々を通して浮き彫りにしていく。最大の目玉は初公開となる27年ぶりの新作『ZOKUSHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』。アクリル絵画101点によるダイナミックな連作となっている。また、会場に併設するカフェではコラボレーションメニューが提供される。「楳図かずお大美術展」
・東京展
会期:2022年1月28日(金) 〜 2022年3月25日(金)
会場:東京シティビュー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
・大阪展
期間:2022年9月17日(土)~11月20日(日)
場所:あべのハルカス(大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)「フランソワ・ポンポン展 ~動物を愛した彫刻家~」群馬・千葉・山梨
フランソワ・ポンポン《シロクマ》1923-1933年 群馬県立館林美術館蔵群馬・千葉・山梨に巡回する展覧会「フランソワ・ポンポン展 ~動物を愛した彫刻家~」は、20世紀初頭のアール・デコ期に人気を集めた動物彫刻家のフランソワ・ポンポンを紹介する展覧会。晩年の代表作《シロクマ》が愛好者向けに作られた卓上サイズで登場する他、鳩や猫、犬、豚、牛、ヒグマ、キリンなど多彩な動物彫刻を目にすることができる。シンプルな造形に基づいた、フランソワ・ポンポンならではの抽象的な佇まいに思わず惹きつけられる。
「フランソワ・ポンポン展 ~動物を愛した彫刻家~」
・群馬展〈予定〉
会期:2021年11月23日(火・祝)〜2022年1月26日(水)
会場:群馬県立館林美術館(群馬県館林市日向町2003)
・千葉展〈予定〉
会期:2022年2月3日(木)〜3月29日(火)
会場:佐倉市立美術館(千葉県佐倉市新町210)
・山梨展
会期:2022年4月16日(土)~6月12日(日)
住所:山梨県立美術館(山梨県甲府市貢川1-4-27)「没後50年 鏑木清方展」東京・京都
鏑木清方 《築地明石町》1927(昭和2)年、東京国立近代美術館、通期展示、絹本彩色・軸、173.5×74.0cm
©Nemoto Akio展覧会「没後50年 鏑木清方展」が、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館にて開催。明治時代から昭和にかけて活躍した日本画家・鏑木清方の日本画作品110点超が一堂に集結する大規模回顧展だ。美人画に定評のある鏑木清方だが、美人画のみにとどまらず人々の暮らしや人生の機微を写す様々な作品を紹介する。代表作である《築地明石町》《新富町》《浜町河岸》の三部作も展示される。「没後50年 鏑木清方展」
・東京展
会期:2022年3月18日(金)~5月8日(日)
会場:東京国立近代美術館(東京都千代田区北の丸公園3-1)
・京都展
会期:2022年5月27日(金)~7月10日(日)
会場:京都国立近代美術館(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町)